2016年を振り返って2017年のカレンダーを作る

気がつけば今年も12月31日だ。毎年そうだが、平成28年という表記がやっとしっくり来るようになった矢先の年越しで戸惑いが隠せない。元号に馴染みの薄い平成生まれの性である。

思い返してみると今年も色々あったように思える。世の中は年の瀬になるやたらと忘年!忘年!とその年を忘れようとする会を開きたがるが、忘れてはいけない思い出もきっとあるはずだ。「思い返すから『思い出』って言うんだよ」と朝井リョウあたりが小説でも言っていた。

というわけで、2016年に撮った写真の中から12枚を厳選して、2017年のカレンダーを作っていきたい。一応、それぞれの月っぽい写真をセレクトしてみた。

1月:銚子の魚型鳥居神社

1月

2016年の初詣に行った銚子にある長九郎稲荷大明神の鳥居を1月に選んだ。銚子はご存知の通り漁が盛んなため、大漁を祈願してこのような鳥居が作られたらしい。1月1日だというのに人がほとんどいない穴場スポットであった。犬やうさぎなど干支に含まれる動物がモチーフになっていると翌年のカレンダーには使えないが、魚は干支とは一切関係がないため、堂々と翌年のカレンダーに採用できる点を評価したい。

2月:加茂水族館の階段の表示

2月

2月は、今年の夏にいった山形県加茂水族館の階段に書かれていたこちらの絵。加茂水族館は世界一のクラゲの展示数を誇る水族館で、赤字で潰れそうだった水族館をクラゲが救ったという深いい水族館である。そんな加茂水族館の階段に書かれていたこのクラゲの絵が可愛すぎた。これ以来、他の場所でもこのような階段の階数表示を気にするようになってしまった。2Fから3Fへといざなうクラゲの様子が2月から3月への橋渡しっぽかったので2月に採用。

3月:湯西川温泉の顔ハメパネル

3月

湯西川温泉の温泉街にたくさん置いてあった顔を出すところの小さい顔ハメパネルがひな祭りだったので3月の写真に。それにしても一体このサイズは何なのだろうか。全然はまらない。このパネルに関しては眉毛が目みたいになっていていい感じだが。ここは顔が小さい族が住む村という可能性も捨てきれない。

4月:タイのレストラン「キャベツ&コンドーム」

4月

今年のゴールデンウィークは初めて海外に一人旅に出かけた。行き先はタイ。そんなタイで訪れたのが「キャベツ&コンドーム」という一風変わったレストランだ。かなりインパクトのある店名だが、料理は普通においしいタイ料理のお店である。ただ店内にコンドームで作ったマネキンやライトが点在している。実はこのお店、オーナーが避妊の大切さを伝えたいという思いを込めて開いた、意外と真面目なコンセプトに基づくお店なのである。しかし、どうしてもコンドーム人形を見るとニヤニヤしてしまう。写真はおそらく現地の女学生がコンドーム人形を作るという、すごくエイプリルフールっぽい状況が実現してしまっているということで、4月に採用した。

5月:世相を反映した絵馬

5月

白川郷にある白川八幡神社で見かけた絵馬。まさに今しか見られない世相を反映した絵馬と言えるだろう。「すてきなゆーちゅーばー」という言葉が希望に溢れる未来とその先に待ち受ける現実を色々包括していて深い。あまり5月感はないが、これは今年でなければもう見られない気がするので、子どもの願い→子どもの日→5月ということで無理やりねじ込んだ。

6月:耕三寺 未来心の丘

6月

しまなみ海道なかほどの島、生口島にある浄土真宗のお寺「耕三寺」にある未来心の丘で撮った一枚。このお寺は実業家の耕三さんが母親の菩提寺として建立したいわば個人の作品である。その中にある未来心の丘は杭谷一東という彫刻家が作った、大理石でできた現代美術の丘である。かっこいい写真が撮れまくるのでしまなみ海道に行った際にはぜひ立ち寄って欲しい場所だ。6月は僕の誕生日なので、この1年間で自分が一番かっこよく撮れた写真を選定した。

7月:関ヶ原徳川家最後陣跡のポケモンジム

7月

日本で7月にリリースされるやいなや、ものすごい勢いで流行したポケモンGO。例に漏れず僕もプレイしていたが、関ヶ原にある徳川家最後陣跡がちょうどポケモンジムに設定されており、ギャラドスが鎮座していたため思わずスクショしてしまった一枚。リリース日に合わせて7月の写真に選んだ。ギャラドスさんの顔が意外と将軍顔であることに気が付いた瞬間でもある。

8月:『君の名は』聖地 宮川沿いのバス停

8月

こちらは今年大流行した『君の名は』の聖地を巡る旅をした時の写真。映画の一場面を再現するために、友人に3箇所に座ってもらい合成した。公開から一週間後の週末に早速聖地巡礼をしてきたのだが、すでに他にも巡礼者が多数おり、その勢いを実感した。公開が8月なので8月の写真に選んだが、年が終わる今でもまだ映画館で上映しているという驚異的な人気ぶりを見せており、ポケモンGOに続き今年らしい一枚である。

9月:トーマス・ルフ展

9月

芸術の秋、ということで9月まで東京国立近代美術館で開催されていたトーマス・ルフという写真家の展覧会。こちらは展覧会には珍しく撮影が自由であり、なかなか良い一枚が撮れたので9月の写真に採用した。今年もかなりの数の展覧会に行ったが、その中でもこのトーマス・ルフ展は「写真とはなにか」という問いに対して真剣に対峙していくルフの一貫した姿勢が感じられる奥深い展覧会で面白いものだった。

10月:名古屋市 長者町繊維街

10月

こちらは10月にあいちトリエンナーレのために名古屋へ行ったときの写真。長者町繊維街と名付けられた通りに大きな看板が等間隔に掲げられており、ずっと奥まで同じ看板が続いている様子が、絵の中に同じ絵が書かれていて無限に続くやつっぽくて思わず撮ってしまった。ちなみに絵の中に同じ絵が書かれていて無限に続くやつは「ドロステ効果」という名前である。さらにちなみに10月の写真に選んだのは撮ったのが10月だから。残りあと2ヶ月なので選定理由がしょぼくなっていることは気にせずに勢いで進めていきたい。

11月:ハニワと白菜

11月

今年はハニワも作った。埼玉県にある「行田市はにわの館」では、粘土を輪っか状にしてそれを積み重ねて形作っていくことから埴”輪”という名前がついている、なんていう豆知識を教えてもらいながら手作りのハニワを作ることができるのである。そして出来たハニワはいろんなものと一緒に撮ってみたくなること請け合いだ。昔、台湾に行った時に買った白菜の置物と撮ってみたら、大好物の白菜を前にして目を輝かせるハニワの写真が撮れた。白菜の旬が11月~ということで11月の写真に選定。引き続き選定理由が雑。

12月:稲佐山ロープウェイ乗り場の顔ハメパネル

12月

ここまで写真で一年を振り返ってきたが、今年のナンバーワントピックといえば入籍をしたことである。さらっと大事なことを言ったが、せっかくなので最後は奥さんと訪れた長崎県の稲佐山ロープウェイ乗り場で撮った顔ハメパネルで締めたい。顔ハメパネルの周りに全然人がいなくて撮ってくれる人がいなかったので、こちらも合成。そのため写っている3人のうち2人が同一人物という心霊的な一枚に仕上がっている。

というわけで、以上の12枚で2017年カレンダーを作りたいと思う。本当は作ってから公開しようと思ったが気がついたら12月31日だったので、とりあえず記事を公開しておく。ちなみにこのカレンダーがほしい人は600円で販売するのでほしい方は連絡してほしい。たぶんいないけど。

2017年も2018年に良いカレンダーが作れるようにいろんなことをしていきたい。

今年も1年間、ブログを読んでくれてありがとう。来年もよろしく!

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