巷で人気のオオグソクムシを食べてきた!①

昨年NHKスペシャルでダイオウイカが取り上げられて以来、世間では深海ブームが続いている。

その中でも最近脚光を浴びているのが「ダイオウグソクムシ」だ。普段光の当たらない場所にいるのに脚光なんか浴びちゃって大丈夫なのだろうか。

そんなダイオウグソクムシの小さいバージョンであるオオグソクムシが食べられるイベントがあったので行ってきた。

イベントが行われたのは横浜の中華街にあるヨコハマおもしろ水族館。昔はよしもとおもしろ水族館だったやつがいつの間にかヨコハマに変わっていた。

10時のオープンに合わせて整理券が配布されるということで9時半を目指して向かったのだが、電車の遅延に巻き込まれ着いたのは10時ちょうど…せっかくここまで来たのにグソクムシにはありつけないか、、、と落ち込んでいたが、その代わりにもう一つ食べることの出来た「深海ザメ」の試食チケットをゲット。仕方ない、深海ザメだけでも食べて帰ろう。

今回のイベントは「”あの”深海おじさんが焼津からやってきて深海ザメの解体ショーをします!」というのがメインイベントであくまで試食はおまけという位置づけだ。ただ客層を見てもそういう変なモノを食べたいからきたと思われるおじさんがたくさんいて、完全に試食の方目当てなイベントになっていた。

とは言いつつも深海ザメの解体ショーは普通にすごかった。

※ここからはけっこうグロテスクな画像も多々あるので要注意

こちらが「焼津の深海おじさん」こと長谷川久志さん。なんでもヨコハマおもしろ水族館の名誉館長らしい。

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普段は児童のためのスペースで深海ザメの解体ショーが行われる。プラスチックのジャングルジム越しに解体ショーというおそらく長い間の共存は出来ない組み合わせが実現した。ちなみに横にいる青いつなぎを着ているのは息子さん。

今回さばくのは「ユメザメ」という種類の深海ザメ。なんでも目を閉じることがあるためユメザメと呼ばれるらしい。このサメの種類は?なんでユメザメというのでしょう?と深海おじさんはどんどん客席に質問をふっていたが、その問いに普通に答えられる人がいてびっくりした。深海も奥が深い(色んな意味で)。

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解体が始まるとあれよあれよとすごいスピードでさばいていく。まるで小さなイワシを三枚に下ろすかのようにあっという間に皮を剥いでしまった。

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親子で協力して、

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取り出したこれが深海ザメの肝臓。
なんでも身体の85%が肝臓らしい。そしてこの肝臓から出る油がすごい。この油はよく健康食品とかでよく使われている。深夜の通販番組や週刊誌の後ろの方のページなどで売られているあれだ。胡散臭いと思っていたが、この解体ショーを見てますます胡散臭くなった。

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逆に心臓はとても小さい。今おじさんが持っているのが心臓だ。
深海ザメは基本的にはあまり動きまわらないので心臓は小さくてよいのだ。

また深海はエサも少ない。よくサメはアンモニア臭がきついと言われるが、この深海ザメにはほとんどアンモニア臭がない。というのもエサが少ないが故にサメの身体の中で生成されるアンモニア成分すらも活力源として使用するため捕まえた後もアンモニア臭がすることがないのだ。エサが少ないからこそ人間が食べられるとはなんとも皮肉な話である。

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そしておじさんの手にあるのが深海ザメの卵である。
サメは一回の産卵のために3~4匹のオスと交尾をする。だからこの卵は3~4匹のオスと作ったものなのだ。「どこかの彼との間に強い子が生まれればいいな…」という気持ちで複数のオスと交尾をするらしい。さらに深海ザメのオスは複数の男性器を持っている。このユメザメは2本だが、中にはなんと7本もの男性器を持つサメもいるという。恐るべし深海ザメ。日本人も少しは見習った方がいいだろう。

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近くで見てみるとこんな感じ。

解体されてしまえばただの魚である。いやむしろ解体しない方がただの魚だったのか。

そんなわけで次はいよいよお待ちかねの試食コーナーであるが、解体ショーが思ったより長くなってしまったので今回の日記ではここまで。

次回、ついに深海ザメを食す。そしてオオグソクムシを食べることが出来たのか!?

乞うご期待。すぐ次も公開します。

続き「巷で人気のオオグソクムシを食べてきた!②」はこちら

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