先日、日経MJの一面にある記事が載っていた。
現代人はスマホなどから発信される大量のコンテンツに接しており、スマホを見る時間は増やせないのに情報量は増えているため、ひとつひとつのコンテンツを短い時間で処理する必要がある。
限られた時間で、できるだけ多くの情報を取ろうとするため、人間の集中力持続時間=アテンション・スパンはどんどん短くなっている。
2013年の人間の平均的なアテンション・スパンは8秒で、これはなんと金魚のアテンション・スパン(9秒)よりも短いのだ。
生き物のアテンション・スパンを単純に比較できるのかどうかはよく分からないが、金魚よりも集中力が短いということは、金魚すくいで我々人類と金魚が対峙した時に人類が負けてしまうことが増えるのではないだろうか。
しかも今後、我々に降り注ぐ情報量はもっと増えていき、さらに集中力は短くなるだろう。
ということはこの先、人類が金魚をすくえる可能性はどんどん減っていく一方である。
しかし今ならまだ間に合う。アテンション・スパンの差はまだわずか1秒だから、少しトレーニングをすれば人類が金魚をすくえる可能性は大いにある。
人類は今、スマホをポイに持ち替えて立ち上がるべきだ。金魚にすら負ける人類が高度な頭脳を持った猿に勝てるわけがない。リアル猿の惑星はそこまで迫っている。
さぁ今こそ、人類を救うために、金魚をすくおう!(決まった)