これからのマグロ初競りはこう楽しめ!

さて、新年最初は新年らしく初◯◯の話題を。

昨日5日に築地で毎年恒例となっているマグロの初競りが行われ青森県大間町産のクロマグロが最も高い1匹736万円で落札された。

昨年度の最高額のマグロは1匹1億5540万円だったので今年はかなり値が抑えられた。

そして今年の落札者ももちろん「すしざんまい」を経営する株式会社喜代村だ。あの社長の姿が記憶に残っている人も多いだろう。ここ3年は連続で「すしざんまい」に軍配が上がっている。今年の大幅な値下がりは去年までライバルだった香港資本の寿司屋チェーンが手を引いたから起こったそうだ。

ここで喜代村社長の雄姿を3年分振り返ってみよう

すしざんまい2012(2)

2012年、5649万円で落札

すしざんまい2013

2013年、1億5540万円で落札

すしざんまい2014

そして2014年、736万円で落札

毎年立派なマグロに感心すると同時に社長の貫禄にも思わず息を呑んでしまう。というかもともと力士をしていたようにしか見えない。ごっつぁんです。おあいそお願いします。

そして3年分並べてみて気づいたが社長のネクタイの色が毎年違う。意外とおしゃれさんだったんだこの社長。来年は社長が何色のネクタイをするか予想するのもマグロ初競りのツウな楽しみ方ではないだろうか。

さて、ここまで社長のインパクトが強いともはやこのマグロに値段がついているというよりこの社長に値段がついているといっても過言ではない。去年などいい例だがあれはマグロの価値が1億5千万だったというより「すしざんまい」が1億5千万出しただけというイメージが強い。

要は価格=「すしざんまい」と社長なのだ。つまりはこうだ。

すしざんまい2014 - コピー 736万の社長

すしざんまい2012(2) - コピー 5649万の社長

すしざんまい2013 - コピー 1億5540万の社長

これ、どうみても戦闘力だ。
1億5000万というとちょうどフリーザ戦の時の孫悟空(超サイヤ人)がそのくらいだ。言うなれば「超すしざんまい社長」だろうか。いずれは世界的に展開する寿司チェーン店「魔寿司ブウ」に対抗して1200億超えの「超すしざんまい社長3」が出てくることを期待したい。

さらに、「すしざんまいカードゲーム」を作ってはどうだろうか。基本的には寿司ネタでバトルだがもちろん社長カードも作って欲しい。また上記のように同じ種類でも強さに差がある個体がいるので「もっと強い社長がいるぞ!」とか「もっと強いコハダがいるぞ!」とか書いてほしい。すしざんまいがさらにもう一歩進化するためにぜひ実現させてほしい。コ◯ミとかバ◯ダイの人が見てたら上司に相談してみてはどうだろう。

というか時間ができたら自分で作ってみたいので完成した暁にはすしざんまいに行ってすしざんまいカードゲームを一緒にプレイしよう。

このカードゲームが出来れば、毎年のマグロ初競りはもはや新カード発表の場と化すこと間違いなしだろう。

そんなわけで若い世代に向けた新しいマグロ初競りの楽しみ方を考えてきたが、ぜひ自分なりのマグロ初競りとの向き合い方を見つけてほしい。そして世界最大のマグロ消費国としてマグロをどう食べていくのかも今一度考えてほしい。

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