全てがステマの世界

勤めている会社に月曜日からずっと「今週の金曜ロードショーでスターウォーズ エピソード5やるって知ってた?絶対見たほうがいいよ」と周りに言いまくってる先輩がいる。

最初はかなりのスターウォーズファンなのだなと思って聞いていたが、ここまでしつこいとこれはステマだと思わざるを得ない。

金ローの視聴率を気にしたジョージ・ルーカスからお金を貰ってるんだと考えると、あんなに熱心に勧めるのも納得できる。俺だって、大泉洋からお金を貰って頼まれたら、通りすがりの見知らぬ人にだってすいようどうでしょうを勧める。

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世の中にはステマだと思うと納得できることがたくさんある。

占いの最下位に提示されるラッキーアイテムもステマだ。

例えばラッキーアイテムとして「ちんすこう」「きりたんぽ」といった地域の名産品が出てくることがあるが、それぞれ沖縄県民と秋田県民を除けば日常で見かける機会はほとんどないと言っていい。たまにお土産で貰うくらいだが、ラッキーアイテムがちんすこうだった日にたまたまお土産でちんすこうを貰ったとしたら、その運はもはや最下位のそれではない。

ラッキーアイテムを手に入れることで最下位とは思えないラッキーさを露呈するという矛盾が起こっている。

この矛盾もステマだと考えると納得できる。「全日本ちんすこう連合(全ちん連)」や「きりたんぽの未来をタンポする会」といった団体がお金を出しているのだろう。きっと占い最下位向けラッキーアイテム申請フォームという闇窓口がどこかにあるのだ。

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小学生の頃に友達同士で話す「好きな子は誰か」というトークにもステマが潜んでいる。

そういう話になると大体人気は数人の可愛い女の子またはかっこいい男の子に集中するが、そんな中で誰もあげないような地味な子を推す友達が必ずいただろう。

これはステマである。地味な子を推した友達はその地味な子からお金を貰っているのだ。実際、友達同士でのそういう会話がきっかけで、今までは誰も気にしてなかったのに一人が推していたおかげで他の子もその地味な子が気になり始めるということは往々にしてあるだろう。要はその会話がきっかけでその地味な子の人気に火がついたということでステマ成功だ。

さらにその地味な子を推していた友達がしばらくしてまた別な地味な子を推し始めたら、これはもう完全にステマで食っているタイプの小学生だ。人よりも多くのゲームや漫画を持っている。そのうちそのノウハウを書いた冊子を販売し始めるかもしれない。

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世界のあらゆる場所にステマはある。それがステマだとバレていないだけだ。つまりそれは人知れずお金を稼いでる人がいるということである。

そういうものにわたしはなりたい

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